バンコク・タワンデーンのトイレの粋な?サービス




バンコク最大のエキサイティングスポット

バンコクのペッブリー通りからパッタナカーン通りに入り、ほどなくして右手に見えるのが、ディープなタイを好むタイフリークが愛して止まないタワンデーンというお店です。極めて私的な評価ですが、バンコク最大のエキサイティングスポットは、ここをおいてほかにありません。

タワンデーンはイサーンと呼ばれる東北タイ独特の音楽が楽しめ、激辛のイサーン料理が味わえる大型レストランです。店内は広く数百人の客がゆうに座れるテーブル椅子が設置されていて、店内は店員の足元を照らすライトの明かりを借りても見えにくいほどの暗さです。

夜10時ごろから始まり深夜まで続くステージには、有名無名の歌手が代わる代わるに登場。客はイサーンでは馴染みのモーラムの歌や演奏に身体を揺らし、タイビールやラオカーオと呼ばれるタイ焼酎を浴びるように飲み、一夜を過ごします。




コン・ラーオが愛するモーラムの殿堂

このタワンデーンはバンコクにあって、コン・ラーオが愛するモーラムの殿堂といっていいでしょう。コン・ラーオとは、ラオスと民族を同じくする東北タイ出身のタイ人のことです。

東北タイ出身者の間で、一時熱狂的に支持されたのがチンタラ―・プーラックという女性歌手で、タイの美空ひばりとも呼ばれたほど。男性ポピュラー歌手ナンバーワンのトンチャイとのデュエット曲は、ある時期街で聞かれない日はないほどでした。

そんなチンタラ―が得意にしていたのが、モーラムです。モーラムにはテンポの早い一見ラテン音楽っぽいものと、メロディ重視の哀愁溢れる曲があります。

東北タイの町や村でのイベントには必ずといっていいほどこのモーラムの曲が流れ、とくにアップテンポの曲に合わせて踊るラムウォンでは、コン・ラーオは彼らのアイデンティティーを掻き立てられるのが常です。




トイレでの初体験は一種のカルチャーショック

そうした興奮が体現できるのがタワンデーンで、ステージ前に設けられたダンススペースは毎夜、身体いっぱい悦びを表現しようとするコン・ラーオたちに占められます。

冷房ギンギンの店内で軽快なモーラムを身体中で浴び、タイビールを何倍も飲み干す・・・。こうなると自然とトイレが近くなるのは、タワンデーンだけではありません。

タワンデーンを訪れ最初にトイレに行ったときは、ある種のカルチャーショックを受けたものでした。ステージ反対の薄暗く奥まったところにあるトイレに入り、小用を済ませているといきなり背後から首筋に蒸しタオルがかかるではありませんか。

その時、瞬間的に小用を休止してしまいましたが、それは1回20バーツのショートマッサージ・サービスだったのです。最初はいくらかの驚きもあり抵抗感をおぼえたものですが、その後は喜んでサービスの申し出に応えるようになったものです。

ちなみに、末尾の写真のタイ人たちはステージに立つ歌手やダンサーで、マッサージボーイではありません。誤解されないように、念のため。

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